店の前で、看板犬トム号の散歩をしておりましたら、
駅の方から、懐かしい姿の、随分と大きな男性が、
ゆっくり、ゆ~っくりと、こちらに向かっていました。

肩にはギターケースを背負い、
片手に大きなボストンバッグを持って歩いてくる姿は、
ハッと、ここはアメリカの古いビルが立ち並ぶ街ではないのか?と
思ってしまうような錯覚に陥ってしまうほどの空気感。

目を細めて、笑顔で手を振ってくれる姿に、
ホッと心が休まります。

その大きな男性、T.A.D三浦さんのBLUES SHOW。

今回も、どんなステージを見せてくれるのか楽しみでした!

お馴染みのブルースナンバーに、
様々なアクセントをつけてくれての演奏。楽しいんですよー。

今回は、早々にマスターが呼び出されましての共演。
ラップスティール・ギターを見せてくれました!
タッドさんの弾く「スリープ・ウォーク」、いいですねー。
タッドさんのコードとは違うコードだったらしく、苦労したようですが(笑)。
「これはCだろー・・・・」ってしばらく頑張ってましたもんね。(笑)

ハワイアン、ウエスタン、ブルース、ジャパン、様々なジャンルの音楽の
パターンを聴かせてくれて、ふんふん♪と頷くばかりです。

遅れまして、タッドさんのお弟子候補でもあるガジー君の登場。
彼の可能性のあるギターを、タッドさんはかなり推してます。

ガジー君へのお題は、世界一周ギターの旅と申しましょうか、
各国のイメージで弾くという難題。
ハワイ、ドイツ、中国、インド、ジャマイカ、etc・・・・・
しまいには、曲の合間に各メーカーのカレーCMソングのイントロを盛り込まさせるという、
もう、どーなってるんだ??な状態に、お客さんも大喜びで御座いました。
喜んでないのは、演者だけ(笑)

いつ声が掛かるのかと平常心ではいられなかったスーさん登場(笑)。

今回は、お客さんまでステージに呼び出されまして、
ピアノを触ったことも無い大波くんは白鍵盤3つだけで、
マーチン、きちきちさん、私とは、黒鍵盤5つのみで思い思いのリズムを
弾きなさいと言われまして、一同大汗で御座いました。

「じゃー、パイプラインいきましょうか。」と始まったものの、
マスターもガジー君もカホンソロを上手く叩けず、
結局は師匠自らカホン担当に。

いやいや、こっちたら~タッドさんのギター聴きたいんすけど・・・・
でも、タッドさんはカホンもお上手なんすねー。凄いです。ハイ。

今回も、ビックリしたり、笑ったり、唸ったり、ジーンとしたりと、
色んな気持ちが溢れ出たライブでした。

ライブ終盤に、店の外に漏れ聴こえていたタッドさんの音楽に惹かれて、
ふら~りとウォーキング途中の方がライブを見たいと入ってきてくれました。

音楽の素晴らしさは、そういうことなんだと思います。
気持ちがグッとつかまれると、自然と体が動いていく。
私達よりずっと年配の方でしたが、
その冒険心や好奇心旺盛な心は、いつまでも見習っていきたいです。

T.A.D三浦さん、
来ていただきましたお客様、
本当にありがとうございました。

Category: ライブ情報
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.
2 Responses
  1. TAD三浦 より:

    たいへんお世話になりましてありがとうございました。
    ↓でLinkしました。
    http://tadweb.exblog.jp

  2. mojohand より:

    TADさーん!楽しいライブありがとう御座いました!
    TADさんのカホンまで聴けて、びっくり&お得でしたー(笑)
    身体にお気をつけて、ライブ頑張ってくださいね♪
    また、お待ちしております!

Leave a Reply

XHTML: You can use these tags: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

CAPTCHA