2/26(土)、【ゆうばり国際ファンタスティック映画祭】に行ってきました!
どんなことになるのやら、右も左も分からないままの潜入!
まずは、前々からネットで観たい映画をチェックしておりましたので、
タイムリストに合わせて、3会場(実際は6会場あります)を車で行ったりきたりと、何往復したか分からないくらいアクティブに動いてまいりました。
【 神々と男たち 】 (アディーレ会館ゆうばり 大ホール)
この映画は、本当に楽しみにしていました!
1996年、アルジェリアで実際に起こったフランス人修道士7名の拉致・殺害事件を描いた作品。
この事件が起こる時代的・政治的背景を、フジテレビ笠井信輔アンウンサーが、
上映前や後にとっても分かりやすく説明してくれまして、
さらに心に残ったものとなりました。
15年たった今でも、いまだ解決していないこの事件。
犯人が誰かとか、何故このような事件が起きたのかとか、
そういうことではなくて、
自分自身の利益を全て捨て、
財産、家族、故郷、全てを神に捧げて日々祈り続けていた修道士達が、
彼らが、自分の命と村人たちへの愛との狭間で極限の状態に陥って、
本当に、本当の意味で全てを捨て、捧げる覚悟をした時、
「白鳥の湖」が流れる中で流した涙。
本当に覚悟を決めた人間が流す涙。
「最後の晩餐」を表現したであろうシーン。
そして修道士たちの、あの・・・・・・笑顔。
思い出すだけで、今でも涙があふれてきます。
【 井筒和幸のホメシネ 公開録音 】 (ホテルシューパロ ライムライト)
スカパーの番組の公開録音inゆうばり ということで、
井筒監督の生話を是非聞きたいと潜入!
井筒監督の話は本当に面白い!
映画の見方がこれから少し変わるかもです(笑)
監督!間違いなく朝まで飲んでましたね!?な顔色だったのも面白かったです。
(実際、朝まで飲んで毒吐いてたらしいです。某飲食店からの情報。笑)
続いて、コンペティション部門のショートフィルム3作品同時上映へ!
(ホテル マウントレースイ パイン)
井筒監督の番組を観覧していた時に、
私の横にいた方に「写真って撮ってもいいんですかねー?」と聞いたら、
「テープチェンジ中だし、かまわないでしょー。」と教えてくれた方が、
アナボウの監督として舞台挨拶されててビックリ仰天いたしました(笑)。
もう、夕張はいたるところ監督や俳優さん、関係者だらけでしたもん(汗)。
今回の映画祭はこの「ポール&マヨネーズ」が目的でもありました。
友人の綾音ちゃんが挿入曲の作曲に携わっておりまして、
これはやはり劇場で見なくては!!と。
オープニングやエンディング、勿論劇中で流れる綾音ちゃんのピアノの曲が、
映画の雰囲気を作り上げていて感動いたしました!
監督、俳優の皆さん全て道産子チームの「ポール&マヨネーズ」。
とっても面白かったです!
最初は、東京に1人上京してきた女の子のロードムービーなのかしら?
と思っていてたらとんでもない結末(汗)。
後から紹介文を見直してみたら、スプラッターって書いてあったー!(汗汗)。
テレビドラマのようなまとまり感のある、面白い作品でした。
【 シティーボーイズのFilm noir 】 (ホテルシューパロ 嶺水の間)
1.「俺の切腹」 監督・脚本/沖田修一
2.「遠き少年の日々」 監督・脚本/福田雄一
3.「Dark on Dark」 監督・脚本/大竹まこと
4.「ドキュメント 中村有志」 企画・監督・撮影/きたろう
シティーボーイズが初めて映画を作ったとなったら、
シティーボーイズ大好き人間としてはコレは外せない!!
そんな記念すべき映画を観ることが出来る!と、ウキウキ潜入いたましたら、
なんとッ!シティーボーイズのお3方が舞台挨拶に来られていて
ビックリってもんじゃなかったです!
シティーボーイズが3人揃っているのを見られるなんて、
3人が揃って喋っているのを見られるなんて、
夕張に来られていることを知らなかっただけに、めちゃくちゃ感動しました!
そして、今回の短編映画を担当された、沖田修一監督と福田雄一監督も登場!
福田雄一監督(左端)は、テレビドラマやバラエティの脚本なども手がけながら、
山田孝之、戸田恵梨香出演の映画 「大洗にも星はふるなり」の原作・脚本・監督、
沖田修一監督(左から2番目)は、堺雅人、生瀬勝久出演の映画 「南極料理人」の監督でもあります。
沖田監督のぽわわわ〜んとした雰囲気を見て、
やっぱり天才はどこかオーラが違うわねーー、と実感いたしました。
トークショウの内容は、ちょっとココでは書けない様な、
役〇広▲がどーしたとか、香■照◎がこーだとか(笑)。
これは、現場にいた者の特権ですなー。
斉木しげるさんと一緒に写真撮ってもらっちゃった♪
(斉木さんがオモローなことつぶやいて、笑わされて変な顔になった私。泣)
そして、夜も23時をまわりまして、私の計画リスト最後の上映作品。
【 ヘルドライバー 】 (ホテルシューパロ 嶺水の間)
これでもかッ!というくらいの血しぶきやゾンビの数、
笑っちゃうくらいのあまりの残酷シーンの数々(笑)。
監督の西村善廣氏が舞台挨拶でもおっしゃっていましたが、
物凄いカット数だなーーと、見ていて圧倒されてしまいました。
夕張も、とっても重要な(笑)キーワードになっておりまして、
遊び心満載、ゾンビ満載、グロ満載、血しぶき満載な、
深夜にピッタリな映画でした!(笑)
超非現実的なようで、実は意外と超現実的な映画なのではないか?と
感じたり、感じなかったり、やっぱり感じたり。
(帰り道、1人山道を運転している1時間ちょっとの時間が怖かったなー。)
右が西村善廣監督。
のんき屋のおかみさんに、コメディアンだと思われ続けているらしいです。
ピース。
主演の原裕美子ちゃんがめちゃくちゃカワイイ!&スタイル抜群!
上映後の「井口&西村のここまでも朝まで怒られナイト!」もタダならぬ雰囲気で楽しそうだったのですが、
(裸にまわし姿の西村監督が出入り口でスタンバッてましたから。笑)、
体力のことなども考えまして帰路につくことにいたました。
初めてのゆうばり国際ファンタスティック映画祭。
ちょっとでも時間が空けば、バリー屋台という屋台村に行っていたのですが、
お肉屋さんの女将さんや、お寿司屋さんの大将に親切にしていただいて
とっても嬉しかったです!本当にありがとうございました!
次回は朝まで飲みたいなー。
そして、シティーボーイズのFilm noirを観るのに通路でたまたま横に並んでいたのが縁で、
その後一緒に映画を観ることになったり、バリー屋台で一緒にイッパイひっかけに行ったり(私はノンアルコール)と、
変なオバハン(アタクシ)にとっ捕まってしまった若き青年、黒澤たける君。
彼は、【ポーラーサークル〜未知なる生物オムニバス】にちょこっと出演したらしいっす。
(私は観ることできずごめんなさい。)
そして、話を聞いていくと、黒澤たける君は吉本興業の芸人さんだそうで、
バイセクシャル芸人として売り出し中とのこと〜!
楽しんごの次の枠は君ぢゃーーーーーッ!(笑)
20歳とまだまだ若い黒澤たける君!
全国区で活躍される姿を楽しみにしとりまっせー♪
(息子と年齢が近かったせいか、母心が出まくりました。笑)
また来年も行きたいなーーーー。。。。
*本日のおまけ*
夕張市民会館の近くにいた特大サイズの犬たち。
常にカメラ目線だったのが、さすが映画の町夕張の犬ですなー。
(全部で4頭いました。カワユイー!)