前回のライブは、3月11日の〝あの日〟でしたね。
リハーサル準備中に大きくお店がゆれた〝あの日〟。
「Mojo Handは、今年10周年なんです!
ぜひ、年内にもう一度ライブに来て下さい!」ってお願いしたら、
快諾してくれたギターパンダこと山川ノリヲさん。
そんな心意気が大好きです!
今回は、Mojo Hand初めましてであります、
ミトモ君こと三浦丈幸君と一緒に来てくれましたー!!
ミトモ君は、空団地というバンドでギター弾いて歌ったり、
高木まひことシェキナベイベーズというバンドでベース弾いたりして活躍中っす!
ステキな人が連れてきてくれる人は、間違いなくステキな人なので、
初めてお逢いするのだけれど、もう心は大解放状態で御座いました。
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まずは、ミトモ君のソロライブからスタート!
キレイな伸びのある歌声、
体が自然に動いてしまう心地よいリズム、
すごく楽しかったぁ~!
ミトモ君は空が好きなんだって。
うんうん。なんか分かる。
空みたいに澄んでいる空気感な人でした。
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続きまして、何も見えていない状態で2階控え室から階段を下りて
ギターパンダの登場です!(もう慣れたもんっす。笑)
パンダ姿の時は何も見えてない状態らしく、
それなのに、あんなにカッコ良いギターをかき鳴らしてくれるんだから
やっぱり凄い人です!!
見えてても弾けてない人は、今から練習しましょう。
カルピスになるまでの段階は省略(ネタバレの心配もあるので。笑)。
エンドレスな永六輔コール&レスポンスタイムに快楽制御スイッチがはずれ、
アンコールとともに、ミトモ君も再登場です!
2人のコンビネーション最高でしたねー。
ノリヲさんが、ミトモ君と一度一緒にツアーを周ってから、
楽しくなっちゃってまた周りたいって思ったって言ってた意味がよく分かりました。
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本当に楽しいひと時でした。
楽しい時間って本当に大切な宝物です。
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ノリヲさんと、打ち上げ後に福島の話をしました。
色んな思いを抱えていながら、
ノリヲさんは静かに怒っていました。
悲しみと怒りは表裏一体。
そして、ノリヲさんが読んでいた本を貰いました。
『 gift 』 古川日出男 著。
古川氏は福島県郡山市出身の作家さん。
古川氏は、私も大好きな小説家の1人で、『MUSIC』 や
『ベルカ、吼えないのか?』など、素晴らしい作品をたくさん書かれていますね。
もう一冊は、
『福島原発の真実』 佐藤栄佐久 著。
佐藤氏は、前福島県知事。
脱原発に向かって福島県を導いていこうとしていた矢先に、
汚職事件の追求を受け、知事を辞職。
作られた汚職事件によって辞職に追い込まれたのではと
人々の間ではささやかれている方でもあります。
この方の本、読んでみたかったから嬉しかった!
清志郎も言い続けていた脱原発。
ノリヲさんは、静かだけれど、
心の奥では煮えたぎるぐらいの怒りでいっぱいでした。
ROCKは怒りから生まれた音楽。
私は、同じ怒りを持つ者として、読み終えたばかりの
『 クロニクルFUKUSHIMA 』 大友良英 著。をノリヲさんにあげました。
ノリヲさんは凄く喜んでくれて、
「読み終わったら、心持ちの近い人達で読んでもらうのにまわします!」って言ってくれました。
まー、本来なら皆さんに買ってもらったほうがいいのかもしれないけれどね、
色んな人たちに気持ちが繋がって行くって素晴らしいと思うので、
素直に嬉しかったな!
この本は、次、誰に渡るんだろう。わくわくする♪
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話はライブに戻って、
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今回、Mojo Hand10周年ということで、
ヒナちゃんからケーキをいただきました!
パンダケーキだーーーーッ!かわいい♪
ノリヲさんが、♪ハッピーバースデー♪って歌ってくれながら運んでくれました!
みんなありがとーーーーーう!
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ケーキ、お祝い、お酒となりますと、
まー、やっぱり こーなっちゃいますよね(笑).
顔じゅうクリームだらけのマスターと、色んな怒りを爆発させてる私。うふふん♪
あ!ケーキはちゃんと皆さんで美味しくいただきましたのでご安心を。
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ノリヲさん、
ミトモ君、
来ていただきました皆さま、
いつも応援していただいている皆さま、
本当にありがとうございました。
これからも、太腕繁盛記は続きます。
どーぞよろしく。