私の使っているカメラは、
老若男女が簡単に操作できて、それなりにそれなりの写真が撮れる。
そんなベリー・カインドネスなデジカメなのですが、
ライブの様子を写真に残すとなると、
さすがにこのカメラでは手に負えなくなってまいりました。
やっぱり一眼レフがいいよねー。
(持ってないからわかんないけど、多分、断然良いに違いない。)
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というわけで、今回も、ライブの臨場感溢れる写真特集(ブレてるだけとも言う)で、レポート書かせていただきます。
札幌の鬼才、叫ぶ詩人、憑依的ロッカー、愛用のアイパッド液晶はヒビ割れ中、
ヌルマユ永井さんの登場です。
♪僕は人間に会いました!僕は人間に会いました!♪
と、いつものあの曲からスタート。
「ビトさんと髪型がカブるから。」との理由でチョンマゲじゃない今日。
ヌルマユ永井さんの歌詞やライブ中のトークは、
いつも精神論的内容で、
この日は、個人的に、いつになく言葉達が体に染入ってきたので、
ヌルマユ永井語録を御紹介していこうと思います。
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『追い込まれた時に出てくるのが本当の自分、
どのぐらい追い込まれたら力が出るのか分かってしまったり、
追い込まれ具合が分かってしまった時の自分は、
もう、本当の自分らしさではないのではないか・・・・』
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『何の脈略も無く、
このまま時間は先に続いていくと確信を持ってしまっている。
死を間近に感じてもなお。』
(最近、車に惹かれそうになった時に感じたことより。ギャーハハハハハ。)
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ヌルマユ永井さんは、常に、世の中、人間とは、人生、生き方など、
様々なことを考え、疑問を持ち、その答えにもまた疑問をもち考える。
そんなループしている姿が見えますよね。
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クチの中に髪の毛が入ってとんでもない事になっているので
やっぱり髪の毛チョンマゲにしたヌルマユ永井さん。
意地はらないで最初からやってればいいのにね(笑)。
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『川の激流に流れていく
全ての物事、記憶、自分自身、
そしてソレを見ている自分』
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『未完成でいいじゃないか?
未完成を歌う自分もいいじゃないか?』
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詩の世界は自問自答。
『人間の心の闇、寂しさ、ソレらを隠す為に人が何をするのか、
どう動くのか、何を言うのか。
周りにどんなに人がいても、
いつも誰もいないみたいに感じる。』
抜粋して書き出すと、相当キテる人みたいに感じるけど、
いやいや、想像以上にキテますよ。ヌルマユ永井。
たくさん歌ってくれて、たくさん語ってくれた中で、
上記のような内容に心ひっかかった私もキテる仲間なのかもしれない。
カッコ良かったです!
言いたいこと、伝えたいこと、思っていることがあれば出そう!
それを、上手く言えてなくてもいいじゃない!
ね?
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続きまして、横浜から浜の歌唄いBITOさん!
と、言いながらも、思いっきり北海道出身です。手稲区。(笑)
北海道出身となりますと、世間は狭いもので、
ビトさんと高校時代(超進学校)の同級生とかいらっしゃるんですよ、身近に。
同級生さんによると、ビトさん高校時代からブルースギターが至極上手かったらしく、絶妙な音を出していたそうです。
やっぱ違いますねー。
高校生でブルースギターですから・・・・・渋すぎやろぉー!
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ビトさん、ニューアルバム「顔」をリリースいたしましてのツアー。
カッコ良い曲ばかりの内容で、かなりお得でしたー!
全国をツアーで廻って知り合った、実在の人物シリーズ「新しい歌」
ウィルソン・ピケットへのオマージュ曲(634-5789のアレね♪)「電話番号」、
「オペラ」、「顔」など、良い曲いっぱーいで御座います。
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ライブパフォーマンスが、スバ抜けて素晴らしいビトさん、
魅せるライブ、引き込ませるライブで、ついつい笑顔になってしまいます。
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ビトさんは、歌を歌うときには頭蓋骨を響かせて歌っているそうで、
「いつも頭蓋骨がビリビリいってます。」とのこと。
聴き手の私達の頭にも、実はダイレクトに響いてますよー。
その頭蓋骨ボイスは~。いや本当に凄い響いてくるんですよ。うんうん!
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ビトさんの詩の世界も独特で、
私は 『銀河で泥まみれ』というフレーズが耳から離れずに、
ビトさん凄いな~・・・・と感動していたのですが、
その横で、『ほんの数歩で異次元』というフレーズが大好きだと
ブツブツ言っているヌルマユ永井さんも、
ビトさん凄いな~・・・・と感動しきりでしたね。
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BITOさん、
ヌルマユ永井さん、
来ていただきました皆さま、
本当にありがとうございました。
じっくりかみ締めるROCKな夜でした。