「音楽」と一言で言いましても、
それはそれは、様々な世界を持った「音楽」が、
その「音楽」を奏でる人数分あるんだと思います。
その「音楽」の世界の中でも、
ビックリするぐらいの対照的な世界で活躍されておりますお二方、
BASSNINJAこと今沢カゲロウさんと、HAGE富安こと富安秀行さんの、
異文化交流的ライブが、終了いたしましたー!パフパフ~♪
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7年ぶりにお逢いしたにも関わらず、当時と全く変わらず、
妖怪のような若々しさで帰ってきてくれました、今沢カゲロウさん。
14枚目のアルバム 『Hansa』 発売ツアーです。
ライブ前に、お逢いしていなかった間に、250都市24ヶ国を渡り
ライブ活動をされていたお話や、
小泉首相の靖国参拝によって、上海公演が中止になったお話、
国の管理下にあり、なかなか入ることの出来ないルーマニアのドラキュラ城で
ライブを行った話など、とてもワクワクする話がいっぱい!
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そして、ライブ開始!
カゲロウさんがステージに立った瞬間から、
お客さんは息を呑んでライブを食い入るように観ることになります。
6弦ベースを操る姿は、とにかく、凄いの一言。
足元にあるコンピューターが、エレクトリックベースの音を、
ドラム、ギター、ベース、シンセ等8種類の音に瞬時に作り出すシステム、
一般的な多重録音とは全く違うシステムで作り出される音楽は、
躍動感や疾走感が電気のように脊髄に走り、
まるで、スパイ映画やハードボイルドの世界のような、
ドキドキするほどの危険なにおいを感じさせるのです。
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前向き、かつポジティブな〝人間メトロノームコーナー〟
「ドリーム・スピード」157bpsバージョン!すごい!
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60~80年代のベース版ロックメドレー「スクール・オブ・ロック」
ボブ・マーリー、ストーンズ、クイーン、ツェッペリン等ロック名盤が続き、
キング・クリムゾンで暗黒の世界へ行きつつ、
ディープ・パープルでハッピーエンド(笑)。
ハッピーエンドって分かるー(笑)。カゲロウさんオモローです。
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アンコールは、超スピードの「枯葉」でした。
カゲロウさんは、毎日朝昼晩とベースの練習をされているそうですが、
朝は必ず、バッハを弾いて練習するそうです。
クラシックというのが意外でしたが、以前、坂本龍一さんもバッハは練習に良いと
言っていた気がします。気持ちもアガるって言ってたっけ?うろ覚え(汗)。
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続きまして、Mojo Handは初めましてで御座います、
HAGE富安こと、富安秀行さんの登場です!
名古屋在住の富安さん、ニコニコと明るくド迫力な雰囲気で、
周りの空気まで明るくさせてしまうパワーの持ち主でしたー!
アメリカン・フォークから、スウィング・ジャズへという音楽の流れを持つ
富安さんの作り出す音楽の世界は、兎に角楽しくて、明るくて、
そして優しいのです。
「It’s so lonely」からライブスタート。
歌の合間に語りかけがあったり、芝居があったりと、
富安さん独特のリズム、間のあるライブ、楽しいんです!
「What a Wonderful World」の日本語訳バージョン、ステキだったなー。
写真はエアー・トロンボーン中の富安さん。
2008年にリリースしたアルバム『音もダチ!』の中からも、
たくさんの曲を歌ってくれました。
「ばーばーしょっぷ」好きだなー。。。。
どの歌も、温かくて優しいの。
月に関する歌も3曲歌ってくれました。
「ムーン・リバー」 「月蒼くして」 「むーんぼう」。
むーんぼうって、丸い月の周りに出来る虹のような光りのことなんだって。
ホント??
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本当は、今日のライブでは出番の予定が無かったウォッシュボード、
やってくれったらやってくれ~!のマスターに負けて登場です(笑)
アンコールは「聖者の行進」。
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スプーンだって立派な楽器なのだ!
お客様の太ももお借りいたしまーす♪
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カゲロウさんも登場!
ウォッシュボードというアメリカ文化に対抗して、
インドの楽器タブラーの音階を、タカトゥク タカトゥク タカトゥク・・・・・と
ボイスパーカッションでインド文化を表現していきます!
これぞ異文化交流!!
おもしろーーーーーいッ!!
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作り出す音楽の世界は違えども、
志す気持ち、音楽に向かっている気持ちは皆さん同じ。
そんな、当たり前のことを身に染みて分かった一日でした。
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今沢カゲロウさん、
富安秀行さん、
来ていただきました皆さま、
本当にありがとう御座いました。
もっと、もっと、たくさんの方達に観て欲しい、体感して欲しい!
そんなことを心から感じた夜。。。。。
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*今日のおまけ*
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CDを購入されたお客様には、カゲロウさん直筆で
一人ひとり別々の昆虫の絵を描いてくれるサービス付だったのですが、
私には、我が儘言って書いてもらったセットリストに昆虫を描いてくれました!
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和名 タイコウチ
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「何でタイコウチなんですかーーー?!(必死)」って聞いたら、
「なんとなく、タイコウチっぽかったからです。」というお返事ー!
さっぱり意味が分かりましぇーーーーん(笑)。
気になってタイコウチの生態調べたら、かなりワイルドな野郎でした。
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ミミズよりはいいかも。