人と人とのつながりから、また新たな出逢いが生まれる。
Mojo Handを始めてから、そんなステキな経験を
たくさんさせていただいております。
その度に、つなげてくれた方や、つながってくれた方への感謝の気持ちで
いっぱいになるのです。
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西濱哲男さんとながはら元さんも、
ステキなつながりから、この度初めてお目にかかることが出来ました。
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1980年代、知らぬ者はいないくらいのヒットとなった〝なめ猫〟や、
こちらも大ヒットした〝ポパイ・ザ・セーラーマン〟、
ドーベルマン刑事のテーマ曲など、数々のヒット曲を作り唄っていた、
元トランザムの西濱哲男さん。
子どもの頃、友達の家で聴いたラジオから流れてきたブルースに心奪われ、
それからブルースを歌い続けてることになるなんて、
人生を決定付けるきっかけって、どこにあるか分からないものですね。
子どもの頃から、今のようなハスキーボイスだったという西濱さん。
歌を歌っても、周りからは笑われるばかりだったそうで、
そんな時に、ラジオから流れてきたブルースを聴いて、
自分のようなハスキーな声でも、こんなにカッコイイ歌が歌えるんだ!
そう思ったその時の気持ち、
目の前に明るい光りが見えたであろうその時の気持ち、
想像するだけでも胸が熱くなります。
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20歳にして単身ケニアに渡り、現地のグループに加入しパーカッションの世界を広げ、
帰国後、ソウル・フラワーユニオンなど様々なグループに加入しつつ、
精力的に音楽活動をされています、ながはら元さん。
ジャンベを肩から下げてのプレイは、背中に炎が見えるよう!
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ブルースギターとジャンベ。
このコラボがどのような世界を見せてくれるのか、
ライブが始まるまでは全く想像もつきませんでした。
それが、始まった途端、身動き出来ないほどの衝撃!
ご自身の声が、あまりにトム・ウェイツに似ているので、
今までトム・ウェイツの歌は、あえてあまり唄わなかったという西濱さん。
「もういい加減いいかな~って思って、最近は唄うようになったんです。」
と、優しい顔でおっしゃっていました。
ドラマ「不毛地帯」の主題歌でもあった、
トム・ウェイツの「トム・トラバーツ・ブルース」。
物凄かったです。
他にも、たくさんのカバー曲を披露してくれたお2人ですが、
どれも、原曲とは全く違った、完全に2人の世界が作り出す新しい曲になっていて、
聴いていて、とても新鮮な感動がありました。
ながはら元さんは、一つのジャンベで様々な音を作り出しているというか、
一つで充分というのが、冷静に考えてみたら凄いですよね。
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第1部が終わって、しばしの休憩を挟んでから第2部へ。
第2部は、ながはら元さんのソロから始まりました。
様々な楽器の音色を重ね合わせて作り出す音の世界は、
とても幻想的で、ただただ聞き入ってしまう、そんな時間でした。
本当に素晴らしかった!感動しました!
金属の器を棒でこすると不思議な音が(左)。
試作品だというこの楽器、まだ名前も無いそうです。
その名も無き楽器が鳴らす音は、宇宙的な素晴らしいものでした(右)。
おお!!これは、当店のビール瓶であります!(左)
これまた!!当店の灰皿も、この音の世界に仲間入りです!(右)。
優しく、そして太く、時にスティックで打ち鳴らすジャンベ。
これらの楽器の一つ一つの音が折り重なって、
素晴らしい世界へと私達を導いてくれました。
この表現、ウソっぽいって思うでしょ?
違うのよ!本当なのよ!
信じられない人は、是非とも体感して下さい。そしたら分かるから。
オリジナル曲もたくさん演奏してくれました。
西濱さんの歌詞をあの渋い声で唄われると、
物凄い圧力、説得力を感じました。男らしいっす!!
太くて重い歌声と、せつないけれどはっきりとしたブルースギターと
体の芯に響いてくる力強く、優しいジャンベの共演。
楽器の〝音〟は、その人となりを表すというけれど本当だなーと思います。
一つの物事に突き進む男達の姿は、
何も語らなくても恰好イイのであーる!
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以前、西濱哲男さんが在籍していたバンド「ブルース・ファイル・No1」。
このバンドをモデルにした漫画が出版されていたと聞きまして、
その日のうちに大至急注文いたしました!!
週間モーニングで連載されていました『HEY!!ブルースマン』(山本おさむ)。
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1巻から3巻まであります。1巻の表紙画、西濱さんそっくりー(笑)
モデルになった当時のブルース・ファイルNo1のメンバーは、
西濱哲男、内海利勝(元キャロル)、妹尾隆一郎、荒巻茂生、松本輝夫と、
豪華メンバー。はぁ~、生で見てみたかったなー。。。。
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西濱さんやながはらさんも勿論なのですが、
自分の好きな世界を楽しんでいる人たちの目は、本当に綺麗です。
キラキラしてて、まるで子どもみたいな目をしてます。
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なんだか、文章がいつもより熱く語っている口調になっているような気がしますが、それもまた、ブルースの成せる業なのかもしれません。
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西濱哲男さん、
ながはら元さん、
来ていただきました皆さま、
本当にありがとうございました。
素晴らしい夜でしたね!
今回、残念ながら観られなかった皆さまも、
是非、次回は一緒に堪能いたしましょう!!
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